映画『ゾンビ・クエスト』
『ショーンオブザデッド』以降急増したゾンビコメディ映画の一本です。
『ショーンオブザデッド』以降、ボンクラ主人公がゾンビアポカリプスに遭遇して人間的に成長してヒーローに!って映画増えたような気がするんですけど、いかんせん低予算な映画が多いのも事実でして、内容は推して図るべしな作品が多いです。
そしてこの『ゾンビ・クエスト』もそういった一本。
面白くなる要素や好きな要素もあるんだけどいかんせんギャグが寒い。唐突に挿入されるゲームアニメ調の演出も完全にすべってるもんなー。
面白かったのは面白黒人枠のデブがゾンビになりかけて涙ながらにトドメをさそうとするんだけど、なかなか死ななくて何度も鈍器で殴って「いい加減に殺してくれ……」ってつぶやくところくらいでしょーか。
あと緑色の体液に接触したらゾンビになるって設定なのにゾンビ殺すときに体液浴びまくりな主人公達。
それでいいのか。
中盤、ホームセンターでお手製の武器を作るところとか『デッドライジング』や『デッドアイランド』っぽくてよかったんだけどなー。
残念ながら全部中途半端で微妙でした。
【追記】
と思ったら、これも配給アルバトロスやん!
突っ込むこと自体が野暮な映画でした。